汗抜き洗浄
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スプレー洗浄 (すっきりバイオ)

汗抜き洗浄システムの工程

汗抜き洗浄システムの流れ(工程)

(1)洗いをウエットスプレー洗浄機で洗浄します。

《 ウエットスプレー洗浄機 》
      Aポンプ・・・ 「中性洗剤A」を計量します。

      攪拌タンク・・・ 水を計量し、洗剤Aを混合・攪拌します。

《 使用方法 》


「洗剤A+水」攪拌タンク内で均一に混合され、混合された洗剤をスプレー専用ノズル霧状にして汚れた衣服の表面にムラなくスプレーし、汚れを落ちやすい状態にします。その後、ワッシャー内に中水位まで水を入れ、バッチ洗浄を行い、汚れを洗い出します。液はすべて排水し、すすぎを2回行ないます。ワッシャーの回転はソフト回転にします。

(2)仕上げをウエットスプレー加工機で加工します。

《 ウエットスプレー加工機 》
       Aポンプ・・・・ 「加工剤A」を計量します。
       Bポンプ・・・・ 「加工剤B」を計量します。

       攪拌タンク・・・・ 水を計量しA及びBを混合・攪拌します。

《 使用方法 》

「加工剤A+水」・「加工剤B+水」・「加工剤A+加工剤B+水」の3通りで、どの方法の場合も、攪拌タンク内で均一に混合され、混合された加工剤をスプレー専用ノズルで霧状にしてきれいにすすがれた衣服の表面にムラなくスプレーします。こうすることよって、風合い・仕上げ性が著しく向上します。

汗抜き洗浄システムの特徴は、加工剤の選択と使用方法にあります。独自のノウハウを
持ち、長年の実績と研究を重ねた結果の方法であり、現在では、一般クリーニング店
で自在に扱うことができる程、簡単なシステムとなりました。

以上のプロセスを経て、タンブラーで軽く乾燥して、静置乾燥機に持ってゆきます。

 ある一定時間を経て乾燥された衣類は、全てハンガーアップして、スチームトンネルを通して最終仕上げへと進みます。
ここで、注目して頂きたいのは、ドライクリーニングで処理された衣類も汗抜き洗浄システム(すっきりバイオ)で処理された衣服も、すべてスチームトンネルを通って最終仕上げとなるのですが、スチームトンネルから出て来た衣服はどちらで処理されたか寸分の区別がつけにくい程、風合い・仕上げ性が酷似していることです。
 汗抜き洗浄システム(すっきりバイオ)を利用するということは、従来のウエットシステムクリーニングの欠点である、生産性の低さと風合いの劣悪さを克服し、ドライクリーニングでは、落とせない水溶性の汚れを落とし、なおかつ、ドライクリーニングと同じ風合いを保つということなのです。


《 汗抜き洗浄システム(すっきりバイオ)の工程の一例 》

工 程 所要時間 温 度 水 位 脱 水 ドラム回転
1.ぬらし 0.6 -
2.排 水 0.3 - - -
3.スプレー洗浄 3.0 - -
4.本洗い 3.0 - スイング強
5.排  0.3 - - -
6.すすぎT 2.0 - スイング強
7.排  0.3 - - -
8.すすぎU 2.0 - スイング強
9.排  0.6 - - -
10.スプレー加工 3.0 - - -
11.脱  1.0 - - -
12.ホグシ 0.6 - - -


 上記の例は、既に汗抜き洗浄システム(すっきりバイオ)を導入しているクリーニング店での実際の作業状況を記録したものです。
「脱溶剤クリーニング」の特徴は、特に3と
10の工程にあることにご着目ください。

 当社が新しく開発・製品化した汗抜き洗浄システム(すっきりバイオ)は、世界が「脱溶剤クリーニング」を目指している昨今、非常に社会的適応性が高く、これからのクリーニング業界の洗浄システムの主流になるものと自負しております。



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