考え方 … 色の出やすい商品は水洗い出来ないため、どうしてもドライクリーニングだけ
になってしまう。
こんな時に製品番号38 ST色止剤を使用して色を止めてから洗浄して下
さい。(ST色止剤の使用法(特洗い11)を参照)
※ 生成りの商品は、蛍光増白剤を外した溶液で洗浄して下さい。
※ 上下の商品は、必ず上下にして洗浄する事。
(上下のきれいさを同じにすると良い。)
※ 黄変、黄ばみ、ヤケに最適です。
※ くすんでいる商品が、洗浄後真っ白さっぱりになります。
(1)水10Lに対して次の薬剤を順番に投入する。
1)配合の仕方
ア.水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 L
イ.製品番号26 AU油脂石鹸・・・・・・・・・・ 50 cc
ウ.製品番号27 AU洗浄助剤・・・・・・・・・・ 30 cc
エ.製品番号21 ランドリン10・・・・・・・・・ 10 cc
オ.製品番号25 蛍光増白剤・・・・・・・・・・・・ 1 cc
カ.製品番号28 過酸化水素・・・・・・・・・・・ 50 cc
キ.製品番号32 ウェットミグ(移染防止剤)・・・ 40 cc |
※ 水20Lの場合は、薬剤も2倍にして下さい。
※ 色が出やすい衣類の場合は、製品番号32 ウェットミグを必ず投入して
下さい。
(2)水の中に投入した薬剤を良く混ぜます。
(3)温度を50℃にする(60℃が限界)
※ 温度を保つためにスチームを少々出しておくと良い。
(4)衣類を2つ折りぐらいの状態で全体が浸るように入れる。
※ 濃色、プリント、色落ちしそうな部分を洗浄剤に少し入れてテストして
からつけ込んで下さい。
※ 油汚れのひどい部分には、前処理剤
製品番号23 AU−E(原液) をつけ
て、もんで下さい。(生地の弱い物は、もまないで下さい)
※ 衿部分の汚れには、前処理剤をスプレーして下さい。
濃色商品 前処理剤(3種)、白い商品 前処理剤(5種)は
5分〜10分おいてからつけ込んで下さい。
(5)温度をかけられない商品(ワッペン付)には、次の条件で洗浄して下さい。
(1)の イ.製品番号26 AU油脂石鹸 を、製品番号34 AU−B に
変えて洗浄して下さい。
温度 30℃〜35℃で、洗浄すると良い。 |
※ プリントしてある商品は、徐々に温度を上げて下さい。
(接着プリントは、特に温度と時間に気をつけましょう。)
(6)テトロン商品の洗い。
※ 温度を40℃以下にして下さい。
※ 温度を上げ過ぎると小じわが多くなります。 ※ 同じ溶液を使用する時は、テトロン系を最初に洗浄し、その後綿・麻を洗浄
すると良い。
(7)つけ込み時間は、10分〜20分程度です。
※ 汚れのない商品は、5分〜7分で良い。
※ 汚れ部分、全体にきれいになったら時間に関係なく上げても良い。
(8)つけ込みして残るシミ汚れ部分は、サビの場合が多いので
製品番号22
アルビー(原液)を使用して下さい。
※ 軽くもんで下さい。
※ 何度か繰り返すと残っているサビも取れます。
(9)脱水(薬剤を取り除く)…30秒
(10)きれいな水で良くすすぎます。(2回すすぎ)
※ 肩パットのある商品は、良く手でもんで薬剤を取り除いて下さい。
(11)脱水…30秒
(12)仕上げ剤に2分間つけ込みます。
水10Lに対して次の加工剤を順番に投入する。
1)配合の仕方 (良くかくはんして下さい)
ア.水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 L
イ.製品番号39 オーリスSF・・・・・・・・・・ 30 cc
ウ.製品番号36 AU−F・・・・・・・・・・・・ 40 cc
エ.製品番号20 ロード油・・・・・・・・・・・・・ 2 cc |
※ 水20Lの場合は、加工剤も2倍にして下さい。
※ 冬は、20℃にすると良い。
(13)背広の仕上げには、製品番号43 AUセット をプラスして下さい。
※ 背広の形くずれ防止。
※ 雨の日のシャリ感を出します。
(12)の配合にプラスします
水10Lに対して 製品番号43 AUセット・・・ 40 cc |
※ 水20Lの場合は、製品番号43 AUセットも2倍にして下さい。
(14)脱水…30秒
(15)乾燥
※ 人体プレス、又はトッパーで成型すると良い。
※ 本乾燥は、ボックス 又は 乾燥機を使用すると良い。
※ 乾燥機を使用する場合は、温度設定と時間に十分気をつけて下さい。
※ 乾燥機の場合、温度60℃ 7分〜8分で停止
※ 風の強い乾燥機を使用して下さい。
※ 一時的洗浄停止した場合、温度を上げ
「 水10Lに対して 製品番号28 過酸化水素 50 cc 」を投入し、
再度スタートして良い。
注意事項 ※ 生成り品を洗浄して白くなってしまったら
製品番号44 蛍光消去剤 を使用して下さい。(生成り品洗いを参照)
1)薬剤の投入は、水の量で計算し、必ずかくはんして商品を入れて下さい。
2)背広、セーター・コート類の形くずれを防ぐには、三角ネットを使用して
下さい。
3)ダウン・ジャンパー類は、ワッシャー内で浮いてしまうので、バラケーズで
真ん中をしっかり結んで洗浄して下さい。
4)温度設定 ナイロン系・・・・・ 38℃
綿・麻・・・・・・・ 55℃
(配合は、ワイシャツ洗いを参考にして下さい。)
5)汚れ・黄変 等は、必ず前処理・前シミ抜き処理をしてから洗浄して下さい。
6)洗浄設定
@ワッシャー内で薬剤のかくはん後
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すすぎ |
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すすぎ |
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洗 浄 |
脱 水 |
1回目 |
脱 水 |
2回目 |
脱 水 |
仕上げ剤 |
脱 水 |
7分 低水 |
30秒 |
3分 高水 |
30秒 |
3分 高水 |
30秒 |
2分 低水 |
40秒 |
ソフト洗い
(55℃) |
中回転 |
ソフト
(50℃) |
中回転 |
ソフト |
中回転 |
ソフト |
中回転 |
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